イギリスのちょっと変わったピアノ発表会
こんにちは、富田紫(ゆかり)です♪
私は、イギリスから
音楽を一生楽しみ、心豊かに成功する人を増やしたい
ご自分の夢や願望に向かって、チャレンジする人を応援したい
という思いで、活動しています。
こちらで発信していくブログ記事は、
*幸せに成功するための技術、マインド、目標達成の秘訣
*のぞき見!音楽家一家の生活(ピアニスト夫婦+ヴァイオリニスト娘二人)
*音楽指導者やお母様向けのオンライン講座
*マル秘!ピアノとヴァイオリン上達のヒント
*イギリスの音楽教育&ピアノレッスン
*日本の常識は通じない!?イギリス生活について
*音楽留学&海外コンクールを目指す方へのサポート
などについて書いています。
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昨日、プライベートの生徒さんたち用のピアノ発表会を開催しました。
今年度はなんと!11月に続き2回目の開催!
年に2回もなんて、準備など大変でしょう?
と聞かれますが、それはもしかしたら
日本のいわゆる素晴らしく準備を重ねた発表会を想像していらっしゃるからかも!?
前回の11月にも、イギリスのピアノ発表会について定期ライブでもお話しましたが、
そもそも、イギリスにはピアノ発表会という概念があまりありません。
なので、それぞれの先生がそれぞれのやり方で「人前で弾く機会」というのを
作られていると思います。
逆に言うと、「発表会とはこうあるべき」という固定概念から解放されるので
そんなにプレッシャーもなく、本当に大事なこと=生徒さんに人前で弾く機会を与える
ということを優先するので、年に2回でも開催できます。
要するに、準備する側も参加する側も、もっと気軽!!
どんな場でもどのくらいの準備期間であっても、自分のベストを尽くして準備をし
本番を迎えて、それを皆で共有しあって楽しむ!!
この精神を鍛えることが、実はプロとしてもとても大事なことでもあります。
準備期間やリハーサルが十分でない本番というのが実はたくさんあって
その中で、いかに仕上げていくか、この力が一番必要になってくるからです。
ちなみに、私はロンドンの私立校でもピアノを教えているのですが
学校内では、毎週2回月曜日と木曜日の放課後に、ソロコンサートがあります。
さて、今日は私たち流の発表会の特徴4つをご紹介!
⚫︎Piano Recital という名前
昔は、Student Concertにしていましたが、最近はリサイタルに!
「あなたは小さなピアニスト、あなたの声を音にして伝えるのよ」と
一人一人がリサイタルを作り上げる一員という認識を持ってもらいたいという気持ちから。
⚫︎教会でのコンサート
会場は、イギリスならではの教会。
イギリスでは、いろんな街の教会でコンサートシリーズが行われています。
家で弾いているのとは全く違う、教会での響きを楽しめます。
⚫︎自分で名前や曲名をアナウンス
最近は、演奏の合間にトークを入れることも多くなってきました。
これは、お客さまを楽しませるためでもあります。
人前で弾くことと話すこと、これを両方練習してできるようにしていきます。
⚫︎自分の曲からイメージしたアートワークを載せたプログラム
こちらもお客さんが楽しめるように!
そしてなにより!自分が曲から受けるイメージを頭の中から出してみる作業をすることで
曲への愛情や理解が深まってほしいなという願いから、皆の作品をプログラムに載せています。
最後は、アンコールとして私たちの夫婦連弾と写真撮影、
ちょっとしたギフトをお渡すするのもお決まりの流れです。
学期末の行事なども重なったスケジュールの中でも
皆それぞれが前回からの大きな成長を見せてくれました。
次回は、また冬に!
楽しみです。